夢くらげ クリエイターズキャンプ真鶴2017

2014年11月29日に参加したMusician’s HackathonのFacebookグループで「クリエイターズキャンプ真鶴2017」の告知があったので参加してきました

「夢くらげ」という作品を作ってきました

【目次】



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クリエイターズキャンプ真鶴2017"#"

クリエイターズキャンプ真鶴 2017
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2年半前(2014/11/29,30)にMusician’s Hackathonに参加しました

音楽ハッカソンから生まれる音楽制作の新たな可能性 ミュージシャンやプログラマが共同制作
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/682329.html

その時に作られてたFacebookページに時々ハッカソンの告知が来ます
最近、授業用のアセットづくりで音楽も作っているので久しぶりにミュージシャンの人と制作していろいろ学ぼうと思い参加しました

真鶴は神奈川県の西の方の相模湾沿いにあります

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海もあり、山もある東海道線で品川から1時間くらいで行くことが出来ます
湯河原にも近いので、少し足を延ばせば温泉に入ることもできます
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コミュニティ真鶴という公共施設を拠点にして2日間ハッカソンを行いました
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コミュニティ真鶴
http://manazuru.biz/

引用

コミュニティ真鶴は、真鶴の美しい海と豊かな自然と共存し景観を大切にする条例である真鶴町まちづくり条例「美の基準」をモチーフに、平成6年に建設された公共施設です。
当時のコンセプトは、「町民の皆さん方が、自らの活動を通じ、相互の交流を深め、文化活動によるまちづくり、地域活動の交流の場」として長らく利用されてきましたが、町の財政難などにより平成25年度末に一時閉鎖状態となってしまいました。
その後、施設を利用していた団体や地域の人たちが運営協議会を自主的に立ち上げ、平成27年4月からは町から施設を借り受けて、住民の自主運営という形で運営をはじめています。
平成28年6月からは、これまで地域づくり活動を行ってきた(一社)真鶴未来塾が協議会のメンバーに加わり、一緒に協力してこの施設を活性化すべく新たなスタートを切っています。

真鶴 –まなづる–|美の基準
http://machinale.net/manazuru.html

アートやワークショップが盛んにおこなわれいているそうで、クリエイターズキャンプ真鶴2017と並行で1曲を作るワークショップが行われていて、ミュージシャンの人たちはチームを掛け持ちしていて大変そうでした

小学校の屋上にはプラネタリウムがあって、プラネタリウムを使った作品を作っていたり
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海の近くでライブを行うチームもいました

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説明会の時に海鮮が美味しいという話を聞いていたので、磯定食Aを食べました
干物もおいしかったです
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打ち上げでは船盛りがふるまわれることが恒例で、一瞬で無くなると聞いていましたが、一瞬で無くなりました
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コミュニティ真鶴の和室を使わせてもらいました
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「夢くらげ」という作品を作ってきました
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Overnight Creation 真鶴 Day1 2017/06/11"#"

朝日新聞メディアラボ渋谷でチームビルディングも兼ねた説明会がありました

一人一人がアイディアを出して、票が多かった作品を作るということになったので、その時に発表した資料になります
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金曜日に授業が終わった後に、クリエイターズキャンプ真鶴 2017があることが分かっていました

  • せっかく真鶴に行くからおいしいものを食べたり、ゴロゴロしたい
  • きっと疲れているので、作業はするけど寝てしまう
  • ハードなものは気持ちと身体が付いていかない

寝たい!当日に寝ていても怒られないように、気持ちよく寝れる作品を作りたい

割と素直に伝えたら、3票入っていました
1票は主催者の人からの1票だったので、もう1票入れてくれた 作曲家の石川奏昭さんと一緒に作ることになりました

2年半前のMusician’s Hackathonの時同様にミュージシャンと2人で開発できたので、スピーディーに行動できるので、場所の確保、作品内容、分担もすぐに決まりました

寝るなら和室がいいですよ

主催者からも提案を沢山してもらえたり、機材を貸してもらえたので好評に終わりました

ほとんどその時書いた資料通りになりました
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【夢くらげ】について クリエイターズキャンプ真鶴 2017/06/24, 25"#"

作品の説明"#"

和室を使わせてもらって、ふすまや障子に作品を映して、寝っ転がって見てもらうハッカソンにリラックス空間を作りました
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作品の概要ムービー

クラゲをGSR(Galvanic Skin Response)センサーという、精神的発汗で皮膚の抵抗値が変わるセンサーを使って、精神状態をくらげで可視化しました

作品説明"#"

制作者について"#"

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  • 音楽: 石川奏昭
  • 声:斎藤あかね

音楽以外を担当することで、UE4やArduinoに専念して開発することが出来ました
石川さんは細かいところにも気付いて、自分で考えて音楽を作ってくれるので、色々な発見があって面白かったです
くらげの声やナレーションを色々と掛け持ちで大変そうな斎藤あかねさんが提供してくれたので、より睡眠力の高いコンテンツになりました

コンセプト"#"

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Overnight Creation 真鶴 Day1で発表したように、真鶴を満喫して、和室でゴロゴロして、真鶴から帰った時にはスッキリした状態で帰れるようなコンテンツを作りました

 
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ハッカソンに何度か参加しましたが、

ハック&マラソン = ハッカソン

当日に一気に作るので終わった後に疲弊してしまいます
それが、ハッカソンの醍醐味かもしれません
都会の会議室でやるのと、真鶴まで行って、作るだけ作って真鶴の会議室で終わってしまうと勿体ないです

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Overnight Creation 真鶴 Day1から2週間くらい時間があったので、クリエイターズキャンプ真鶴の時には現地でセッティングするだけにして、ゴロゴロしたり、真鶴を満喫しましょうということを決めて制作していました

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神奈川県横須賀市出身なので、横須賀の海というと砂浜に死んだクラゲがいっぱいいて、踏みつけてプニプニ感を楽しむという幼少時代の経験があります

真鶴もきっと海に面しているから砂浜にクラゲがいるのだろうと憶測で、

海の中に入ってクラゲになる夢を見る

結果的に船盛にクラゲはいたので、真鶴にもクラゲはいることが分かりました

使用したツールについて"#"

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  • 連絡:Facebook
  • 音楽:Cubase
  • 映像:Unreal Engine
  • ハード:Arduino

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Facebookのメッセンジャーを使って、3日前には殆んど終わらせて当日を迎えました
初日に終わらせられなかったセンサーとの導通、音楽の微調整、セッティングをしました
2日目には、手を入れずにほかのチームの作品をみたり、体験しに来てくれた人に色々なアドバイスを伺うことが出来ました

【事前の作業の流れ】

音楽依頼

音楽組み込み

Youtubeに動画アップ

音楽修正

音楽組み込み

Youtubeに動画アップ

StudioOne3のWavミックスダウンからUE4でLoop再生まで
http://denshikousakubu.com/2017/05/15/20170515_LoopAudio/

UE4が推奨するサウンドファイル

項目 推奨
仕様 PCM、ADPCM、DVI ADPCM
エンディアン 非圧縮のリトルエンディアン
サンプルレート 44100 Hz または 22050 Hz
フォーマット .WAV
ビットレート 16
スピーカー チャンネル Mono、Stereo、2.1、4.1、 5.1、6.1、 7.1

UE4で使える音楽のフォーマットが16bitのみなので、石川さんから提供された音楽データが24bitで作られていたので、16bitに書き出し直してもらいました

事前に使用するソフトの情報を共有するのと、当日になって情報を共有するのでは、行くまでに想像していたものから乖離が発生するので、アーティストの人とすると残念な気持ちになってしまいます

作品制作を依頼する際に条件を伝える準備をしておいてよかったです

 
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初日に石川さんが音楽の調整をしていました
雑談していた時に、言っていたことが印象的でした

この曲を作っていると眠くなる
自分が眠るようにループ音作ろうかなぁ

スピーカーから波・海の音が畳に振動することで、微妙な振動が眠さを拡張するので音の重要性を改めて思い知りました

 
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Touch Designerのハッカソンということを説明会の時に説明していたのですが、ぼーっとしていたので、UnrealEngineでいつも通り制作しました

TouchDesignerのメンターとして参加していた松岡さんの説明が分かりやすいです
UE4のBlueprintと同じで、ノードベースでビジュアルプログラミングできるソフトです

TouchDesigner とは? 何ができるのか?
https://www.shuhei-matsuyama.com/single-post/2015/12/17/TouchDesigner-%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%80%E4%BD%95%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F

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Arduino + GSR(Galvanic Skin Response)センサーを使って、リラックス度をくらげで可視化しました

ガルバニック皮膚反応
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%9A%AE%E8%86%9A%E5%8F%8D%E5%BF%9C

たまたま、千石でセンサーを見ていたら、

睡眠の深さを測ったりする

というキャプションが書かれていたので、使用してみました

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初日に制作が終わっていたので、初日の夜に眠くなったから長時間ログを取れるように改良しました
4時間のセンサー情報をグラフ化してみました

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びっくりしたり、浅い睡眠状態だと波が大きく動いています
深い眠りになってくると波の動きが一定になってきます

和室に寝に来る人が障子を開ける音にびっくりした時の反応が取れていました

このような心理状態をグラフから判定して、くらげに反映するようにブラッシュアップしようと思います

作品の内容や構成"#"

 
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  • ノートPC
  • オーディオインターフェース
  • スピーカー x 4(4ch)
  • Arduino x 4
  • プロジェクター

一般的なプロジェクターで映像をするセットでセッティングすることが出来ます
Arduino周りも1セット5千円くらいです

スピーカーは2台で実施しました
5.1chなどで、部屋の四隅から音を出せるようになったら、より眠れる作品になりそうです

 
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夢くらげ自体は4つの機能にシンプルに分けてループさせています

  • タイトル  :ループ
  • 導入カット :1分20秒
  • くらげ(センサー) : 可変で変えられる(デモンストレーション用に2分30分)
  • 目覚まし : 1分20秒

夜暗くなった時に障子に投影したらスゴイ綺麗でした

今後こんな使い方をしてみては?"#"

2日目に体験しに来てくれた人たちが色々なアイディアをくれました
夢くらげはアイディア段階から色んな人たちが協力的だったので凄く作りやすいコンテンツでした
作品として体験することでよりイメージが膨らむようで、今後の展開を提案してくれました

体験すると眠くなるくらいリラックス出来るので、リラックスすると人間アイディアが出やすいのだなぁと思いました

当初自分が「寝たい!」という欲求のために作ったのですが、可能性がある不思議なコンテンツなようです

こんな活用をしてはどう?

いただいたアイディアをまとめてみました

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観光となると観光地を全部網羅しようと動き回ります

全部堪能したから、次は別のところに感光紙に移こう

観光して、美味しいものを食べて、昼寝をする

リフレッシュできたからまた行こう

そうなるように、ちょっと休憩して仮眠をとれるように【夢くらげ】を導入すれば、また真鶴に来てもらえる

 
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【夢くらげ】ですが、メディアアート的に捉えられることが多かったです

【誰が一番リラックス出来たかを競うゲーム】

として、考えていたので、4人のセンサー情報を表示できるようにしています

  • 社長・部長・課長・平社員で並べてみた時どうなるか
  • 街コンとかで気になる女の子と一緒に体験したらどうなるか

立場や関係が緊張する組み合わせにしてみたら面白いのではないか

スペインにはシエスタというお昼寝タイムがあるらしく、お昼寝大会みたいなイベントが行われています
定期的に誰が一番リラックス出来たかみたいなこともしてみたいです

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今回、コミュニティ真鶴の和室を使わせてもらいました
大の字になってゴロゴロ出来る空間というのは都会で働いていると貴重な場所でした

空き家があるので、空き家の有効活用してみてはどうだろうか

真鶴は海の他には森もあるので、森バージョン・空バージョンみたいな別なリラックス作品を作れそうです

まとめ"#"

寝たい!

音楽でアート作品を作って盛り上げようという中、
盛り上がらない事が確実な作品に色々な人が協力してくれました

ゴロゴロしながら話を出来るというのは結構大事なのだなぁと自分も含め、いろんな人が【夢くらげ】を体験することで感じられました

また、真鶴でおいしい魚を食べて、ゴロゴロ昼寝ができるように、【夢くらげ】をブラッシュアップしていきたいです


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